20年、30年続く“レモン香る海峡のまち”を目指して… 「海峡レモン祭」開催!

海峡レモン祭に行ってきました!

こんにちは。大英産業・広報のニシヤマです。入社して、17年目になります。趣味は音楽鑑賞、お笑い好きです!この度、大英産業まちづくりマガジンの担当となりました。どうぞよろしくお願いします。

先日、社内で7月17日に下関でとあるお祭りが開かれるとの噂を耳にしました。

その名も“海峡レモン祭”

「ん?下関でレモン?いったいどういうことだ?」

学生時代に過ごした北九州市に根を下ろし、十数年。普段からまちと人の未来を考えて仕事をしていて、文化を育む「地域のお祭り」にも目がない私。これは行かねば!と関門海峡の向こう側である下関に足を運ぶことにしました。

……

お祭りの当日。直前まで雨予報で開催も心配されていましたが、それも嘘のように晴れています。

「これはレモン効果なのか……!?」

海峡レモン祭が開催される下関市役所横広場に向かいました。

ここで、今回の海峡レモン祭に関して、私が独自リサーチによって仕入れた情報を少々。

この海峡レモン祭を主催するのは「海峡レモン部」。彼らが行っているプロジェクトについて、ご紹介します。

――海峡レモンプロジェクトは、20年、30年続く“レモン香る海峡のまち”を目指して、 2020年に下関市豊浦町に「海峡レモンファーム」をつくりました。 我々は関門エリアで「海峡レモン」を育て、海峡レモンが将来関門の特産品となることで、子どもたちが根付く魅力的なふるさとになることを目標としています。 「海峡レモン」の実がなり、収穫できるのは5年後(2025年)。それまでの間にまちの人々が「海峡レモン」に親しみを感じ、一緒に育んでいけるよう「海峡レモン祭」を開催します!――(引用 海峡レモンプロジェクトFacebookページより)

関門エリアの新たな特産品をつくるべく立ち上がった「海峡レモンプロジェクト」。海峡レモン祭はかかわる皆さんと一緒に、年に一度、地域で楽しむイベントとして開催されています。

当日は、関門にゆかりのある各地の出店者さんの出店やワークショップ、さらにステージ企画もあり、夜まで楽しめるスケジュールに。

 

海峡レモン祭と大英産業

そんな海峡レモン祭の情報が社内で共有されていたのは、実は弊社が今回協賛させていただいていたからでございます。

我々大英産業も地域のまちづくりを担う一員として日々取り組んでいますが、同じように北九州でのまちづくりや地域貢献に関する取り組みを応援しています。

少子高齢化・人口減少・空地空家など、将来の日本の課題が先行する北九州市。この場所で暮らす方々と共に歩むことで、人々がどのように変化し新しい概念や姿が生まれていくのか、私はそのアップデートの最前線にいると思っています。

テクノロジーの進歩により、地球上のあらゆる事象をキャッチできるようになった今、逆に日常の生活のリアルが重要な意味を持つのではないか、その重要なキーになるのが「地域」だと考えています。

今回の海峡レモンの皆さんも「20年、30年続く“レモン香る海峡のまち”」を目指して、実際に自分たちの手を動かしているところをレモンの実がなる前からコツコツ発信されています。こうした地域を守り、育んでいく取り組みを応援したい!

海峡レモンが栽培されている関門エリアはまさに、北九州市のお隣でもあるため、ぜひ今後も共に盛り上げていけたらと思います!

 

会場に到着。かわいい!おいしい!が目白押し!

市役所が見えてくると、会場である隣の芝生広場はすでに多くの人で賑わっていました。

子ども連れのファミリーや、若いカップル、ご年配の方まで幅広い世代の方々がお店を楽しんだり、タープの下でくつろいでいます。

屋台には可愛らしいレモンカラーの提灯がぶら下がり、アクセサリーやフードなど、北九州市や山口県内各エリアからのステキなお店さんが多数集まっています。

種類豊富なタルトやキッシュのお店
かわいい小物がずらり

キッチンカーがずらりと立ち並び、お祭りに合わせてレモンを使ったメニューを出しているお店もありました!

キッチンカーがずらり
こんな笑顔にも出合えました
アツアツの料理を提供いただきます

どれも目移りするほどステキだなとウロウロしていると、メインステージではトークセッションが始まりました。お祭りを主催する「海峡レモン部」の菊池勇太さん、石川雄一さん、青山高志さんがマイクをもっています。

話を聞いてみると、地域の新しい特産品となる新しい商品をつくり、レモンの香る街となるようみんなで育てられている海峡レモンですが、コロナ禍で大変な状況の中、耕作されていなかった土地を一から耕し、レモンを植え、動物たちに荒らされても負けず、再び植えてと、波瀾万丈な時期を過ごされてきたようです。

写真中央・レモン農家のノッポさん
みんなで踊るレモンのうた

海峡レモンを育てている農家のノッポさんこと石川雄一さんは、プロのダンサーという顔もお持ちで、下関市内外のダンサーの方々とも交流の深い方です。

そのため、ステージでは大学生によるダンスショーなどが開催され、みなそれぞれ自分を表現しながら、いきいきと踊っていました。

下関市内の学生たちによるダンス

海峡レモンプロジェクトには、山口県岩国市出身のシンガーソングライターの原田侑子さんによる作詞作曲、さらにノッポさんによる振付のダンスもついた「レモンのうた」があります。

イベント中に、ノッポさんから「レモンのうた」のダンスのレクチャーがあり、僭越ながら私も参加者の皆さんと一緒に歌に合わせてダンスを踊りました!歌詞に合わせて、レモンを収穫する動作があったり、レモンがだんだんと大きくなる様子を表す動きがあったり、簡単な動きにも一つ一つ意味がこめられています。子どもたちがノリノリで踊る横で、私はぎこちないダンスでしたが(笑)、みんないきいきといい顔をされていて、会場全体が温かい空気でいっぱいになりました。

みんなで集合写真
帰路につきながら

出店・キッチンカー・ダンスと魅力的なコンテンツが目白押しなレモン祭でしたが、レモンの果実がまだできていなくても、こうして地域の皆さんと作り上げるというプロセスが魅力的で、勉強させてもらった1日となりました。

子どもも大人もおじいちゃんもおばあちゃんも、みんなが楽しむ素敵なお祭りであったレモン祭に参加して、今後も地域と関わっていきたいと改めて感じました。私も今後、得意のギターやドラムを演奏して、地域の方々と一緒に楽しめるようなイベントをしたいなと思います!

 

(インフォメーション)

海峡レモン
https://kaikyolemon.stores.jp/

Facebook
https://www.facebook.com/kaikyolemonbu

instagram
https://www.instagram.com/kaikyo_lemon/

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